06 Dec 2007 Story Oceans & seas

富山で第9回日中韓三カ国環境大臣会合(TEMM9)開催

2007年12月5-6日に富山で第9回日中韓三カ国環境大臣会合(TEMM)が開催されました。TEMMは中国、日本、韓国の環境大臣間の地域的なメカニズムです。会合後に発表された共同コミュニケでは、三カ国がNOWPAPの枠組みと海洋ごみに対する活動の共同の取り組みを評価し、同時に海洋ごみと海洋と沿岸の環境保全に関わる地域のさらなる協力の重要性を認識しました。TEMM開催が三カ国の首都以外で行われたのは初めてで、各国間の環境協力にもっと多くの地方の関わりを奨励する積極的な姿勢が示されました。会合直前の12月4-5日に北東アジア環境パートナーズフォーラムが開催され、フォーラム参加者は富山県知事とNOWPAP調整官のあいさつを受けました。フォーラムでは、3つの主要課題がNOWPAP参加国の中国、日本、韓国、ロシアの専門家達によって議論されました。1)越境環境監視システム 2)環境保全のための技術情報の共有 3)環境保全のための人材育成